タイヤのメンテナンスを怠ると燃費の悪化や思わぬトラブルに見舞われる恐れがあります。
適切なメンテナンスを定期的に行い、安全、快適なドライブをしましょう。
タイヤの「転がり抵抗」が大きくなり、エネルギーロスから燃費低下につながります。
「空気圧不足」ではトレッド両肩の偏磨耗、「空気圧過多」ではトレッド中央の偏磨耗が起こりやすくなり、バーストすることも。
タイヤのたわみが増えるため、運転能力が低下するため、安全な運転に支障をきたします。
スリップサインが露出したタイヤは法令違反(違反点数及び反則金の対象)です。夏タイヤは残り溝1.6mm、スタッドレスタイヤはプラットフォームという目印がトレッド溝の半分の高さにつけられていますが、それ以上摩耗すると冬用タイヤとしての使用が認められなくなるため交換が必要です。露出する前にタイヤを交換してください。
残りミゾ 8mm(新品)
残りミゾ 1.6mm
法律により1.6mm以下は使用禁止となります。
(乗用車用タイヤ、小形トラック用タイヤ、トラック及びバス用タイヤに適用)
タイヤは自動車の安全にとって重要な役割を担っています。
一方、タイヤは様々な材料からできたゴム製品であり、ゴムの特性が経時変化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。
その特性の変化はそれぞれ環境条件・保管条件及び使用方法(荷重、速度、空気圧)などに左右されますので、点検が必要です。
従って、お客様による日常点検に加え、使用開始後5年以上経過したタイヤについては、継続使用に適しているかどうか、すみやかに点検を受けられることをお奨め致します。また同時にスペアタイヤについても点検を受けられることをお奨め致します。
また、外観上使用可能のように見えたとしても(溝深さが法律に規定されている値まですり減っていない場合も)製造後10年(注) 経過したタイヤ(含むスペアタイヤ)は新しいタイヤに交換されることをお奨め致します。
なお、車両メーカーがその車の特性からタイヤの点検や交換時期をオーナーズマニュアル等に記載している場合もありますので、その記載内容についてもこ確認ください。
ここに記載した10年という年数は、あくまで目安であって、そのタイヤの実際の使用期限(すなわち、継続使用に適していないこと、または安全上の問題があるかもしれないことを示す時期)を示すものではありません。
従って、環境条件・保管条件及び使用方法によって、この年数を経過したタイヤであっても、継続使用に適している場合もあれば、この年数を経過していないタイヤであっても継続使用に適していない場合もあります。10年を経過していないタイヤであっても、上記の環境条件等によっては交換する必要がある場合があることにご注意ください。
また、この10年という年数及びタイヤ販売店等による点検のお奨め時期である使用開始後5 年という年数は、いずれも各タイヤメーカー・販売会社・販売店による品質保証期間・期限を示すものでもありません。
2000年以降(下4ケタ) | 週 | 年 |
12 | 20 |
2000年以降の製造番号では、下4ケタ(例1220)の数字で製造年週を示しています。
最初の数字12は週(12週目)を、最後の数字20は年(2020年)を示します。